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さんさんオペラコンサート<10周年記念公演>「皇帝とウグイス」レポート 〜その2〜
category: レポート | author: sansanmusic
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    竹本悠一郎さんのバレエ「中国の行進」で第2幕がスタートです。














    シーン5「皇帝とナイチンゲール」

    (口上)...こうしてナイチンゲールはみんなに連れられて皇帝の住む宮殿にやってきました。
    誰もがナイチンゲールがどんな歌を歌うのか、楽しみにしていました。



    ナイチンゲールが登場。素晴らしい歌声が皇帝の住む宮殿に響き渡ります。

    〜ああ...私の心は喜びにあふれ、かぐわしき香りにうっとりする 花は盛り、太陽はかがやく
    優しい思いが心を満たす、月明り、夜に見る夢、限りない愛に満ちた夢、ああ...〜















    皇帝:なんてすばらしい歌声だ!何を褒美にしたらいいものか、お前の首にかけるように黄金のスリッパをつかわそう。
    ナイチンゲール:陛下は私の歌に涙を浮かべてくださいました。私にはそれだけで十分でございます。ああ、それが何よりもとうとい宝でございます。 



    (口上)...ナイチンゲールは皇帝をはじめ、みんなの心を虜にしてしましました。


    ナイチンゲールは宮殿にとどまることになり、自分の鳥かごをいただきました。


    そして、毎日、昼は二度、夜は一度、散歩に出るお許しがでました。


    その時は12人の召使がお供をして、ナイチンゲールの足に結んだ絹のリボンをみんなでしっかり持って行きました。


    こんな風に散歩したって、少しも楽しいことはないでしょうに...




    シーン6「日本からの使い」

    3田の会によるお琴とフルートの演奏「春の海」から始まります。






    (口上)ナイチンゲールが皇帝のもとにやってきてしばらくしたころ、中国のお隣りの日本から使いがやってきました。そうです、中国と日本昔からとても仲良しの国なのです。
    今回、海を渡ってきたお使いたちは、何やらプレゼントを持ってきたようです。


    日本からの使者:まかり出でましたのは、日の本の国からはるばる海を越え、中国の皇帝陛下のご機嫌を伺いに参上した使いの者でござる。
    風の便りに聞くところでは、中国の皇帝陛下のところには、世にも美しい声で歌うナイチンゲールという小鳥がいると承ってござる。


    使者:日本にもあまたの小鳥が住んで、声の美しいものもおるとはいえ、ナイチンゲールというのは見当たらぬ。
    とはいえ、日本の国は昔から手先が器用なことでは中国にも南蛮にもいっかな引けを取るものではござらぬ。
    そこでこのたびは、ナイチンゲールをからくり仕立てにし、機械じかけで美しい歌を聴かせようと職人たちに細工をさせて参ってござる。
    いざ、宮殿へ参ろう。


    使者たち:偉大なる皇帝陛下、日出ずる国の日本より日没する国の中国へまかり越しました。
    皇帝陛下のつつがなくご健勝にあらせられますこと、まことに慶賀の至りに存じます。
    まずは、皇帝陛下のお心を慰めるべく、日の本の歌をお聴きくださるよう願いあげます。






    シーン7「機械仕掛けのナイチンゲール」
    (口上)日本からのお使いは、皇帝へのプレゼントとして、ちょっと変わったお土産を持ってきました。
    実はそれもナイチンゲール、それも本物の小鳥ではなく、機械仕掛けのナイチンゲールだったのです。。。


    機械仕掛けのナイチンゲールは皇帝と廷臣に対して演奏を披露します。
    機械だけに演奏が完璧で、皇帝と廷臣ははじめは大変喜んでいましたが、、、



    皇帝:わが帝国の領土からふとどき者を追放する、逃げ出していった小鳥を代わりに機械仕掛けのナイチンゲールには、皇帝からのおくりものとしてわが寝台の左がわ第一の席を与えよう 




    機械仕掛けのナイチンゲールはもう1曲皇帝の為に演奏を披露します。


    しかし、、、しばらくするとなにやら調子が狂い始めて、、、








    最後は機械が壊れて演奏がめちゃくちゃになり、機械仕掛けのナイチンゲールはひざから崩れ落ち、動かなくなってしまいました。  



    (口上)機械仕掛けのナイチンゲールは、もの珍しい演奏でしばらくは人々を夢中にしたのですが、そこはやっぱり機械です。
    ゼンマイが切れるともう全く動かなくなり、うんともすんとも音が出なくなりました。




    ...そのとき人々は、あのステキなナイチンゲールのことを思い出したのですが、ナイチンゲールは追放されて、どこにもいなくなってしまいました。





    遠くから漁師の歌声が悲しく響き聞こえます。



    〜もやが広がり星と空を隠す 死が影と霜を運んでくる
       でもナイチンゲールの声は  あまい春の日を取り戻してくれる〜




    〜第3幕へ続きます〜
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